2009-01-01から1年間の記事一覧

ゆく年くる年

四季の空の中で、冬の空が好きかも知れない。朝も、夜も、夕暮れも、冴え冴えとしていて美しい。 今年は、振り返るまでもなく、喬太郎さん&小三治さん追っかけな1年だった。そして、来年早々もその傾向が・・・。初出勤は文楽ですが。というところで、特に…

東寺。

ご、語呂合わせシリーズかい!

冬至

今日も今日とて山登り。頂上には2・3日前の雪がまだ残っていた。写真は大和三山。

ヤン・イェンカン  チベット仏教

Zen Foto Galleryへ行った。渋谷のギャラリーへ行くのは2度目だが、すんなりと着けたためしがない。渋谷は苦手だと思っているからか?行ったことはないけれど、チベットの風景が好きだ。行ってみたいと思う。昔、はりさんに「次はどこに行くの?」と聞かれ…

束芋 断面の世代

初めて横浜美術館へ行く。 みなとみらい駅の階段を上がって左手に美術館が見えたとき、メトロポリタンに似てる〜〜と思った。よくよく考えれば、「幕が垂れている」という超ぱっと見が似ているだけなのだが、安直な私の脳みそはよくそんな風につながってしま…

柳家喬太郎独演会 三鷹・鎌倉

三鷹へ。 「師走、忠臣蔵にて御機嫌伺い候」というサブタイトルのついた独演会。それ以来、 雪をけたててサクッサクサクサクサク とか 命惜しむな名をこそ惜しめ とか 市馬さんの俵星玄蕃が、頭の中でぐるぐるまわって止まらないのだ〜〜。冬というのにやた…

これから先もわからない

母校が甲子園ボウルに出ることになり、同期が甲子園で集結するらしい。すぐ熱くなり、泣いた、青春時代だ・・・体育会ですもの。まぁ、何しろ61年ぶりなので、ほぼ全世代のOBが集合するだろうなぁ。皆にも先輩にも後輩にも会いたいけれど、落語会なのだった…

師走!

今日はよいお天気。 ならの小川。 どうも光と水が好きです。 あとひと月、なるべく走らないよう頑張ろ。

ボルゲーゼ美術館展 / 葛の葉子別れ

三条からバスに乗ろうとするも、スシづめすぎて乗れず。3台やり過ごしてやっと乗れた〜と思ったら、その後バス停にとまるたびに、こぼれ落ちそうなお客さんでドアが閉まらず発車できないということを繰り返す。しまいには、明らかに自分がつっかえてドアが…

喬太郎のラクゴ新世界

「たいこ腹」 「喜劇駅前結社」 「井戸の茶碗」喜劇駅前結社以外は聴きなれた噺だったこともあり、おなかを抱えて笑う・・・なんてこともなかったのだが、それにしたって、なんだか目が離せないよなぁ・・・と思いつつ聴いていた。 喬太郎さんの高座の底流に…

秋・芸術と食欲

正倉院展へ行く。相変わらずたくさんの人出。今年は楽関係のものがたくさん出ていたので楽しかった。脛裳ですら嬉しい。 紫檀木画槽琵琶の音を録音したものがずっと流れていたせいでテンションがあがり、自分はつくづく耳から入る人間なのだなぁ・・・と思っ…

平日昼間の繁昌亭にて

そうそう、先週は春団治さんを聴きに繁昌亭へ行ったのだった。とらとやなぁ、オッタン・・・いかけ屋〜〜!! 大雑把に言えば、延々と悪ガキとおっさんのやりとり・・・なのだが、ほのかにおかしい。ほのかに、ずーっとおかしい。 その「ほのか」の中には、…

葛の葉子別れ/蘭菊の乱れ

繁昌亭の帰りに寄ったので、夜の部も途中から。繁昌亭→日本橋って、大阪のおっちゃんの王道って感じがするな。葛の葉子別れは、歌舞伎のとごっちゃになっていて、おやおやおや・・・と思っているうちに終わってしまった。それにしても、段切れの葛の葉・・・…

心中天網島

初日の日本橋へ。 行かねばならぬところに行ったりしていたら河庄に間に合わず、紙屋内からみる。なんだか久しぶりに文楽を観るような気がしたが、気のせいではないのだった。夏はテンペストしか見なかったからなー。「まだ曽根崎を忘れずか」と呆れながら立…

池袋演芸場 10月下席

月曜の昼間に時間が空き、美術館も休みやし、歌舞伎座も終わってるし、どこ行こーかなぁ・・・と、一応考えるフリをしてみるも、今や寄席しかないのであった。考えるまでもない。 番組的に一番刺激が強そうだったので、池袋へ行く。行ってみるとそうでもなく…

隈研吾展 Studies in Organic/大巻伸嗣  絶・景 真空のゆらぎ

まずは、ギャラリー間へ。 建築を眺めるのはとても好きだ。本当に何も知らないのだけれど、思想と実用のせめぎあいの結果(ごく大雑把に言えば)のような感じがしてあきないし、とくにこういう展示は、そのせめぎあいの過程を、一端の“い”程度でも垣間見るよ…

鬼背参り 落語×踊り

そして 観客と向かい合う扉は開け放たれ 笛の音を聴き、雨音を聴く。風の音が混じる。 そのひとが、むこうからやってくる。 踊りながら。 交感しながら。泯さんの踊りは、詩のようでありました。 詩のように、こちらの速度にあわせて胸をとおる。噺が始まる…

長澤英俊展 オーロラの向かう所

長澤さんはロマンチスト(死語?)なんじゃないだろうか・・・と思った。作品のタイトルの付け方などからなんとなく。 作品も繊細で美しかった。大理石の「夢うつつのセリヌンテ」などには、ほとんど吸い寄せられる感じ。そんな風に、美しいものに惹かれる気…

繁昌亭

喬太郎さんを聴きに、連日の繁昌亭通い。 私は、この才能を聴くためにも万障を繰り合わせるのである。って、威張ってどうする。繰り合わせまくったツケがどこででるのか・・・は、今は考えない。金曜日は、ハンバーグができるまで。 大阪で、しかもゲストで…

鈴本10月上席夜の部

小三治さんを聴きに行く。 10月の鈴本には行けないかなぁと思っていたが、行けた。行こうと思えば行けるものだ。 と、エラソーに思っていたら、台風が来た。長野県内の電車は、始発からストップしているという。 いくら私が雨女でも!と思っていたが、泊ま…

展はしご

朝からとても気分がよかったので三ノ輪から上野まで歩いて東博の所蔵展に行き、そのあとギャラリーをのぞきつつ日本橋から銀座まで歩く。最後にまた地下鉄に乗って乃木坂へ。気候がいいので動きやすい。「光 松本陽子/野口里佳」 最初に野口里佳さんの「フ…

皇室の名宝 ― 日本美の華

動植綵絵がいっぺんに観られるというので上野へ。 こんなに短期間のあいだに、再び観ることができるとは。生きててよかった。大げさでなしに。 承天閣で観たときのような曼荼羅感はもうなかったけれど、個々の絵は変わらず魅力的だった。なんというか、やっ…

三昧

朝は上野で若冲、昼はむつみで栗釜飯、夜は鈴本で小三治師匠…と、好きなものに囲まれたおした一日。 幸せすぎて申し訳ないス!(←ヨシカミ風に)

月みれば

3ヶ月に1度の割合で、三輪山に登る。 それぐらいのサイクルで無性に山に登りたくなるのと、登って下りて1時間半の運動量が今の自分にぴったりなのとの両方で。一般に許されている登山道は一本道なので、いくら私がぼーっとしているといっても、道に迷うこ…

婆々娘々!

会期も終わりに近づいてきたので、見納めに行く。 Windswept Womenの展示室に入ると、やっぱり、ここに立ってこそだなぁと思う。この屹立するポートレイトに囲まれ、向かい合い、見上げてこそだと。ポスターで見てもちっとも感応しないが、あの空間丸ごとを…

桂雀々独演会

初めてのサンケイホールブリーゼ。 サンケイホールがこんなになっちゃったんだなぁ。全然関係ないけど、歌舞伎座もこんなふうに変わってしまうのだろうかと思った。さよなら公演、まだ行けてない。地獄八景亡者戯を、初めてなまで聴く。愛宕山もだが、たわい…

放課後のはらっぱ

どこかにも書いてあったけれど、展示室は途中から、「絵を用いたインスタレーション」の様相を呈してきて、それが今まで味わったことのない種類のおもしろさで、そして、とても心地よかった。いつまでも離れがたい感じ。櫃田伸也と教え子たちというタイトル…

秋の夜長

寿司屋で寿司屋水滸伝をきく・・・というのは、とても素敵なことのような気がしたので、玉寿司さんへでかける。が、結論をいうと、まぁ、ふつうだった。いつもと同じというか。それほどコトは単純ではないわな。 この日は、その寿司屋水滸伝をはさんで、まん…

泯さんと喬太郎さん!

って、なんかすごくないか。 (詳しくは、ざぶとん亭風流企画さんのHPをどうぞ。)久しぶりに魂もってかれそうな気がする。やばいなぁ。 でも、行くのだ、行くでしょう、それは。やっぱり。