2011-01-01から1年間の記事一覧

本日は京都

陽のさす方へ。

近況報告

またまた九州へ行っとりました。大好きな阿蘇もすっかり秋。 そして吉野ヶ里にも御柱があった。わけもなく萌え〜。 いろいろな物事はつながっている。

こないだの空

東京でたくさんの雨が降った日 大阪の空もとても表情豊かだった。 つながってる。

これじゃまるで登拝日記。

なんだけど。今日の登拝はなんとなく林間学校の匂いがした。懐かしい。 もうひぐらしは鳴いてなかった。いよいよ夏もゆきますな。

ひぐらし

三輪山へ。 山頂は夏らしくたくさんのひぐらしが鳴いていて降りかかるようだった。 ひぐらしの鳴き声は雰囲気があってとても好きなのだけど 総身に浴びているうちになんだか切なく響いてきて 亡きひとたちの訴えのような気がしてきた。 心を残したたくさんの…

末広亭 6月下席

気がつけばひと月も経っていました。 この間に嗜好や生活軸がバタバタと変わり、 忙しいというのとは違うがなんだか目まぐるしかった。 このトシになって、こんなことが起こるとは思ってもみなかったので、 生きているって面白いなとつくづく思う今日この頃…

虹はみえているか

一番最初に頭をよぎったのは、寸断という言葉だった。命、暮らし、時そのもの。 林の木の枝にひっかかったままの衣類がその象徴のようにみえて頭から離れない。 かの地で損なわれたものの総量を、想像することすらできない。でも・・・と、歩くにつれて違う…

読書日記

おとといまで、カズオイシグロ「わたしを離さないで」を読んでいた。 昨日から今日にかけては小川洋子「人質の朗読会」だ。 どちらも、種類は違うが静かな深い河が流れていて 私はゆっくりとそこを流れながら 簡単には答えのでない問いを自分に問うていた。…

まだまだGW

写楽展 特に写楽が好きというわけではなかったのだが、時間が空いたのと、まとまった数が見られるのとで上野まで。 例によって順路を無視して適当に入ったら大首絵を並べた部屋で(後から考えると一番にここをみたのは幸せなことだった)、いきなりガツンで…

GWのメモ

三嶋りつ惠展 「あるべきようわ」/ 資生堂ギャラリー このタイトルだけに惹かれて、何も知らずに行った。けれど結構はまって、この作品群を見たときの何とも言えない感じを、いまだに反芻している。 美しいものをみると、自分の中の善きもののことを思い出す…

GW

まだ見ぬ歌舞伎座。 スカイバスハウスに行こうと根津で降りたら あちこちに「つつじまつり」の文字が踊っていた。 つい、ふらふらと。

歌川国芳展

たくさん国芳を観ることができるというので天王寺へ行く。率直に言って、この大阪市立美術館というところはあまり面白みがないのだけれど(私にとっては)、今回は頑張っていたような気がした。でも、やっぱりスパっとはあか抜けない。国芳は、バランスの取…

クレー・ならはく・文楽

朝もはよから京都へ。クレーのことはよくわからないのだけど、たくさん並んだ作品が相互に作用しあっているなかを泳ぐというか、漂っているのは心地よかった。高校生、絵画教室の生徒と思しき高齢者、両団体の襲撃にあい、とても賑やかななかで観たのだけれ…

醍醐の桜。

今日も今日とてお花見。ファインダー越しにわさわさと揺れる桜を見ていたら、 その生命力というか勢いのようなものに圧倒されて 息苦しいほどだった。世界は自分がみているもの。 その他によるものはない。

春ははな。

今日はよいお天気。 桜を愛でているときは、桜のことだけを。

中平卓馬 「キリカエ」展

久しぶりのSix。中平さんの作品を観るのは初めてだ。 写真をみることは、(全てにはあてはまらないとしても、その多くは)撮ったひとの視点に「キリカエ」て物事をみることといっていいと思うのだけれど、これほど強く「キリカエ」を迫られたのは久しぶりの…

imagine

想像力を働かせるって大切なことだ・・・と、この頃特に思う。 被災地のことだけではなくて、日々の生活の中でも。 自分のレベルでしか想像はできないので、時々とても情けなくなるけれど。 そして、樋口佳絵さんのブログを、こういう形の行動もあるのだなぁ…

祈念

その祭は、「三卯大祭および震災復興祈念祭」に名前が変わっていた。 祝詞の中にも震災復興の文言が織り込まれる。 (三輪の神さまは、家つくりの神さまでもあるらしい) 遠く、奈良から祈る。地続きなのだ。どこまでも。 あの日に日本を覆った悲しみは、相…

風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム

気が滅入っていて萎えそうになりつつも、「島袋さんが大阪にきてるんだぞ!」という自分もいて、やっとこさ外へ。 何かがもう、違っているような気がする。悲観的になっているのではなくて、明るい日差しの中、高架の上をむこうから走ってくる電車、そんな光…

盟三五大切

松竹座へ。南北の芝居は、やっぱりおもしろいなーと思った。懐の深いところ、その世界は幾層にも広がっているところ。善だの悪だのというレッテルは、簡単に、どっちにでも、ひっくりかえるのだということをいつも思い出させてくれる。「善」を盲目的に行動…

ろくでなし啄木

もうそろそろ藤原竜也さんが観たくなったのと、三谷さんの芝居なのとで出かける。それ以外は何も知らなかった。開演前のアナウンスが三谷さんと野田さんの掛け合いで、本当におもしろかった。なんだかトクした気分であった。 芝居は、なんというか、違う役者…

市馬・喬太郎二人会

二之席にとうとう行けず(末広亭の招待券が泣いている!三鷹の志らくさんのチケットも無駄にした!)、今年の初落語はこの会に。おふたりの四席とも派手な噺ではないのだけどほどよくまとまっていて、ほわほわとしていいなぁと思った。小腹を満たすような感…

今年もよろしくお願いします

年末に、近所の百貨店の階段から落ちて怪我をした。落ちた当初は意識がなく、途中から回復したらしいのだが、その記憶が現在の私にはない。救急車の中でもちゃんと受け答えをし、病院でも「意識障害なし」と診断されていたらしいのだけれど、今はまったくそ…