2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4月文楽公演 「寿式三番叟」「義経千本桜」

この前ついに、昼の部を通しで観た。って、威張ってる場合か。でも昼の部なら昼の部をまるっと全部観るのって1年ぶりぐらいだったのだ〜。どんだけ虚弱になってんねん。呂勢大夫さんの翁が想像していたよりずっとよくて、食わず嫌いも良し悪しだなーと思っ…

椿会展2009 Trans-Figurative

階段を降りかけて、右手の異物・緑色の長いもの、にドキッとする。も、もしかして、作品か?と思って先を見ると、その長いものは延々、下へと続いている。なんじゃこりゃ??と思うがおもしろい。 なんだかよくわからないのにおもしろいもの、を作る人ってす…

アーティストファイル2009

国立新美術館に初めて行く。 日曜に東京の美術館に行ったらどんな目に遭うのだろうとおののきながら出かけたのだが、ゆったりした空間で、マイペースでまわれたのが嬉しかった。とても好きな感じ。まいったなぁ・・・と思ったのは、宮永愛子さんの「色−color…

国立演芸場 4月中席

もうそろそろ鯉昇さんが聴きたいなぁ・・・と思っていたら、ちょうど国立に出てはったのでゆく。馬のす の、のらりくらり加減さがもうそのもので、ほけ〜〜っと和む。あの、ついに飛べましたネタも、わかってるのに絶対笑うんだなー。鯉昇さんが肩甲骨を引き…

Drawings

樋口佳絵さんの新作を観に、西村画廊へ行く。 「2009.3.4」「2009.3」「ニードル」の3作。ずっと、その絵の、質感に惹かれているのだと思っていた。が、ドローイングになって、その肌合いのようなものが消えても、変わらずぐいっと惹きつけれられる。それで…

扇辰・喬太郎の会

辰じん 「道具屋」 喬太郎 「たいこ腹」 扇辰 「天狗裁き」 扇辰 「千早振る」 喬太郎 「青菜」喬太郎さんが青菜をやるとこんなふうになるんだなぁと思った。想像通りといえば想像通り、意外といえば意外、どっちやねんという感じだが、いや、植木屋さんが家…

4月文楽公演 「河連法眼館の段」

東京から戻ってそのまま日本橋へ。いろいろ観た後で頭がぼーっとしていたが、この日を逃したらもう夜の部にはいけそうになかったし、それに、嶋ちゃん欠乏症などと吹聴しているわりには一向に聴きに行こうとせず、いったい何のトラウマなんだ??という感じ…

きん枝のがっぷり寄席・四番勝負

三若 「妄想ノート」 喬太郎 「竹の水仙」 きん枝 「天神山」 対談 三象 「踊り・むらさき雨情」自由自在だ。 跳びはね、ブチ切れ、泰然とし、 「ワシは左甚五郎というものではあるが、甚五郎先生ではない」 なんていうフレーズを、しみじみと聞かせる。 手…

繁昌亭 4月昼席

初めて繁昌亭へ行く。天満宮さんへもおまいり。白太夫社があり、おお〜と思ったら、桜丸切腹の段切が越路大夫さんの声でがんがん聞こえてきた・・・。がんがんですよ。ビョーキだ。春やし。飲み物も食べ物も客席に持って入ってはいけないそうで、ほぇ〜〜と…

4月文楽公演 初日

この日は「寿式三番叟」と「義経千本桜・三段目」をみた。 ついこの前20周年と言っていた気がするけれど、もう25周年なのか。こんなことを言い出したらトシだな。 「寿式三番叟」は、そういう節目のお祝いにぴったりのだしものだと思う。そして、その意味合…

VOCA展

入ってすぐに、プロとアマチュアの違いについて考えずにいられなくなった。 そして、今、このシチュエーションで思いつくことといえば、表現しようとしているものを人にみせられるほどに昇華できているかいないか・・・だなぁと思った。そういう意味で、アマ…

三派連合落語サミット

三派連合をなめていた。私にしては早く出かけたのだが、末広亭に着くと行列のぐるぐるまきでえらいことになっている。そして、あっという間に立見もいっぱい・・・。前の日の池袋と違い寄席全体に熱があって、自然にテンションが上がる。結局、池袋も末広亭…

池袋 3月下席昼の部

下席楽日の池袋へ行く。 この興行は、前座さん以外は古典をやってはいけないそうで、なんだかずずっと濃かった。より一層、秘密倶楽部っぽいというか。小ゑんさんがマクラで言った、アホさ加減を形容する「CPUが2ビットしかない」がツボにはまり、以降や…

柳家喬太郎独演会〜落語春夏秋冬〜

東京の落語にも愛宕山があるというのをカラダの幇間を聴くまで知らず、アレ(私にとってのアレは、米朝さんや枝雀さんの愛宕山だが)が、東京にいったらどんな感じになるのだろう、いっぺん聴いてみたい・・・と思っていた。 そしたらば。 落語・春夏秋冬の…