三派連合落語サミット

三派連合をなめていた。私にしては早く出かけたのだが、末広亭に着くと行列のぐるぐるまきでえらいことになっている。そして、あっという間に立見もいっぱい・・・。前の日の池袋と違い寄席全体に熱があって、自然にテンションが上がる。結局、池袋も末広亭もどっちも好きなんだなぁ、オレってヤツは。
ナイツが延々とネタを繰り出し、笑いすぎで涙が出、ハンカチがいるほどなのに終わりそうで終わらず、最後はほとんど拷問のようであった。初めてみたポカスカジャンも、すごいというかなんというか・・・他のネタもあのようにすごいのかみてみたいものです。

そして、この日1番の目当てだった志らくさんは、なんというか・・・さすがだった。陳腐な言葉だけども。
その高座は隅々までとてもくっきりとしていて、めちゃめちゃ考えるひとなんだなぁと思った。とにかく半端じゃない。考えて考えてそれが体にしみこむまで考えるというか。だから頭でっかちでもないのだ。
むむむ〜である。
こんなふうに相対するのなら、スタイルはどうでも、何をやっても、構わないだろうと思う。そう外れたところへは行かないような気がするから。その過程をみたい・・・と思い始めたら、それはビョーキの始まりなのだ。やばいな。