2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

池袋演芸場 10月下席

月曜の昼間に時間が空き、美術館も休みやし、歌舞伎座も終わってるし、どこ行こーかなぁ・・・と、一応考えるフリをしてみるも、今や寄席しかないのであった。考えるまでもない。 番組的に一番刺激が強そうだったので、池袋へ行く。行ってみるとそうでもなく…

隈研吾展 Studies in Organic/大巻伸嗣  絶・景 真空のゆらぎ

まずは、ギャラリー間へ。 建築を眺めるのはとても好きだ。本当に何も知らないのだけれど、思想と実用のせめぎあいの結果(ごく大雑把に言えば)のような感じがしてあきないし、とくにこういう展示は、そのせめぎあいの過程を、一端の“い”程度でも垣間見るよ…

鬼背参り 落語×踊り

そして 観客と向かい合う扉は開け放たれ 笛の音を聴き、雨音を聴く。風の音が混じる。 そのひとが、むこうからやってくる。 踊りながら。 交感しながら。泯さんの踊りは、詩のようでありました。 詩のように、こちらの速度にあわせて胸をとおる。噺が始まる…

長澤英俊展 オーロラの向かう所

長澤さんはロマンチスト(死語?)なんじゃないだろうか・・・と思った。作品のタイトルの付け方などからなんとなく。 作品も繊細で美しかった。大理石の「夢うつつのセリヌンテ」などには、ほとんど吸い寄せられる感じ。そんな風に、美しいものに惹かれる気…

繁昌亭

喬太郎さんを聴きに、連日の繁昌亭通い。 私は、この才能を聴くためにも万障を繰り合わせるのである。って、威張ってどうする。繰り合わせまくったツケがどこででるのか・・・は、今は考えない。金曜日は、ハンバーグができるまで。 大阪で、しかもゲストで…

鈴本10月上席夜の部

小三治さんを聴きに行く。 10月の鈴本には行けないかなぁと思っていたが、行けた。行こうと思えば行けるものだ。 と、エラソーに思っていたら、台風が来た。長野県内の電車は、始発からストップしているという。 いくら私が雨女でも!と思っていたが、泊ま…

展はしご

朝からとても気分がよかったので三ノ輪から上野まで歩いて東博の所蔵展に行き、そのあとギャラリーをのぞきつつ日本橋から銀座まで歩く。最後にまた地下鉄に乗って乃木坂へ。気候がいいので動きやすい。「光 松本陽子/野口里佳」 最初に野口里佳さんの「フ…

皇室の名宝 ― 日本美の華

動植綵絵がいっぺんに観られるというので上野へ。 こんなに短期間のあいだに、再び観ることができるとは。生きててよかった。大げさでなしに。 承天閣で観たときのような曼荼羅感はもうなかったけれど、個々の絵は変わらず魅力的だった。なんというか、やっ…

三昧

朝は上野で若冲、昼はむつみで栗釜飯、夜は鈴本で小三治師匠…と、好きなものに囲まれたおした一日。 幸せすぎて申し訳ないス!(←ヨシカミ風に)

月みれば

3ヶ月に1度の割合で、三輪山に登る。 それぐらいのサイクルで無性に山に登りたくなるのと、登って下りて1時間半の運動量が今の自分にぴったりなのとの両方で。一般に許されている登山道は一本道なので、いくら私がぼーっとしているといっても、道に迷うこ…