祝のし!

繁昌亭へ。
古典は先人たちが練り上げてきたものだからよくできている、だから何べん聴いてもおもしろい・・・とよく言われるが、そうでもないよ。と、密かに思っていた。さすがに何度も聴くと、すっと笑えなくなるからだ。
でもやっぱりやるひとによるのだなー。春団治さんは、いつも同じなのにおかしいもの。いや、たぶん、厳密には、同じではないのだろうけれど。
先が、言葉が、わかっていてもおかしい、そういうときの笑いはほのぼのとしていて、私を幸せにする。ほんとーに幸せだなぁーと思う。ちょっとお安すぎるか。でもしょうがないのだ、ホントにそうだから。

色物さんの三味線の中では、英華さんの音が1番好きだ。艶があるのにかっこいい。この日もほーっと聴く。

襲名披露の文三さんは芋俵だった。相変わらずの愛嬌にホッとした(?)。
口上での大阪〆、心を込めて打ちましたよ。