7月・これまでにみたもの

◇鈴本7月上席昼の部
初の鈴本。舞台のしつらえなんかはおおっと思ったけれど、全体的な雰囲気はなんとなく苦手。そのうちなじめるだろうか・・・。
印象に残ったのが前座の扇さん。うまいのとは違うが、女のひとのわりに違和感がなくて、いいなぁと思った。そっと応援しようと思う。

◇国立7月上席
遊雀さんを聴いてみたくて行ったのだが漫談(?)で、あ〜〜、縁がなかったのだなぁと思った。たぶんもう聴く機会はないだろうから残念でならぬ。

◇浜松町かもめ亭
ディアプラスホールにも初めて行く。中に入るのにあまりにも面倒くさいのでびっくりした。放送局内にあるからだろうけれど、ビルの外に並ばされ、エレベータに乗れる人数(つまり十数人)ずつ、案内されるのだ。しかもそのエレベータは一基ときた。落語聴くだけなのに、こんなにめんどくさいのか!いや、めんどくさくてもいいが、こんなふうにめんどくさいのはイヤだ!と、始まる前から心は千千に乱れた(?)。そうだと知ってたら行かなかったです。
それはさておき、左龍さんの酢豆腐。表情が豊かでゲラゲラと笑った。その高座は濃いようで濃くないというか、複雑でおもしろい。
志らくさんは小言幸兵衛。名前はよく聞くけれど、初めて聴く噺。幸兵衛って妄想おじさんなのか!「小言参上!」に、思わず吹き出す。