柳家喬太郎独演会
そして、麻布区民ホールへ。
さん弥「権助提灯」
喬太郎「寿限無」
喬太郎「稲葉さんの大冒険」
喬太郎「うどんや」
何しろ独演会なので、みなとは言わずともほとんどが喬太郎さんのファン、しかも笑う気満々で来ているから(当たり前だ)、たいていのことは笑ってしまう・・・、いや、実際、なんでもないひと言もおかしいし、客のそんな態度は演者を潰すと言われてもしょうがないのですよ、好きなんだから。状態の客席に、
心を許している・・・というのともちょっと違う、甘えているというと言いすぎだろう、でも脱線も、つい、というよりは、脱線することそのもののほうが目的のように見えました。というか。
そういう時って、その場ではおかしくて笑っているのだけれど、後で妙な具合に脱力してしまうんだな。
などと思いながらも、落ち着くところは
まぁ、そういうところも好きなんですが。で、
なんのこっちゃ、ようわからん。
松を背負う稲葉さんの動きを自ら「枝雀一門のよう」と評しながらやってはったけれど、その動きというよりもまくれた袖口からのぞく二の腕が、本当に枝雀さんを彷彿とさせて懐かしかったです。