天変斯止嵐后晴

文楽公演初日の第3部。

なにやら中途半端ではあったけれど、一発で正解が出るとは思っていないし、何かを全力で試みたというだけでも、よかったと思う。少なくとも私は、もう今は血の通っていないもの、をみるよりは、その全力さ加減をみることができただけ、疲れなかった。

でも、ここで終わったら、そこまでなのだ。終わっては、いけないと思う。
「こんなもの」と言ったひとが、正しかったということになってしまう。
板にのせた以上、どれだけ風が厳しくなったとしても、まだまだ練り上げ、絶え間なくギャップを埋める努力を・・・と願う。祈る。どうぞ、縮こまらずに。