アジアとヨーロッパの肖像展

落語会の前に国立国際美術館へ。
なんというか、淡々とした展覧会だなーと思った。肖像画という括りで展示するのは、おもしろいものなのだろうか。でも、後半はよく足が止まった。
長いこと足を止めたもの。
 
 立てる像・松本竣介
 自画像・草間弥生
 女達・浜口陽三
 瀬戸正人さんの連作

醜いものは嫌いだが、暗部には妙に惹かれる人間である・・ということに、こういうとき気づく。

そう言えば、「立てる像」の男のひとは、同じ職場の松本くんにたいそう似ているのだ。以前、初めてこの絵を観たとき、ちょっとびっくりした。
そういう偶然もあるのだな。